こんにちは、朝晩だいぶ冷えてきましたね。11月の2週目、ポッキーの日!ダイアリー担当の清水薫です。
朝、まだ体が温まっていない状態から練習が始まる私たち。各々寒さ対策万全の格好でお稽古スタート!!
まずはダンス基礎。今日のテーマは「上半身の強化!」
ロン・ドゥ・ジャンブ・ア・テール(片足で立ち、もう片方の足を床に半円を描くように動かすもの)と
ポール・ド・ブラ(腕の運びや上半身の動き)を組み合わせて行うメニューを行いました。
こうやって文字にしてみると、すごそうなことをやってのけてそうですね・笑。
唯一のバレエ経験者であるふーちゃん(黒澤)指導の下、一生懸命メニューをこなしました(^_^;)
着込んだ防寒着も1曲終わるごとに1枚また1枚と脱がれてゆき、お稽古開始から30分後にはほぼ半袖に!
そして、本番2か月前ということで新しい練習が始まりました!
その名も「できるまで練!」
アラムニー在団時から行われている練習方法なのですが、ダンスナンバーの1部分を抜き出して踊り、その部分が完璧に「できるまで」踊り続けるというもの。
うん、ネーミング通り・笑!合格者からどんどんと抜けていくため、踊れないとずっと終われない大変な練習でもあります。
しかし、この練習があることにより個々人のダンス力がアップしていくのです!
今日は、1幕ラストの♪愛のボレロの間奏部分からのぬきだし。
振付担当が見やすいよう、3人ずつで踊りました。ちなみに私は、今回の公演で履く靴に慣れておらず、1人落第・・・
少しでも踊りやすくするために、お直しに出すことに!それについては後半で。
次の練習は歌基礎。ここで問題発生!発声に使うキーボードがない!!
そこにアン・ソヴェール(イタリア語で救世主、凱旋門のジョアンのセリフで使われていました!)が・・・
それはスマホを手にしたりなちゃん(田中)!
小さなピアノを使って発声しました♪問題解決☆
その後は本番音響を使っての歌練習。ベルカント(歌係の愛称♪)の4人が頑張って、いろいろな技術や機器を駆使して音響を作ってくれています!
曲と曲の間のブランクにセリフをはめ込む練習や、曲調に合わせた歌い方など意見を出し合いました(^^♪
午後は♪愛のボレロと♪コパカバーナ・フィナーレの踊りこみ!
振りの微調整や、配置移動の軌道確認などを重点的に。
本番に向けて、詰めの作業が始まってます!
そして、今日のラストの練習メニューは「見合い」
「リコとコンチータの登場シーン」と「ローラがコパカバーナに来店するシーン」。
どちらのシーンもそれぞれがどんなキャラクターなのかを何によって体現するか、がポイントになりました!
極悪非道の大悪党といわれるリコ、魅惑のミストレスといわれるコンチータ。
それをお客様に伝えるためにどんな反応をすればよいのか。
「体の角度を変えたらどうか。」「そこで3秒待って!」「もっとくっついてみたら?」「もっと尺使って大丈夫!」
などなど様々な意見が飛び交いました。気になることは何でも言います。それがどんなに小さなことでも。
自画自賛ですが、本当にいい環境でお稽古ができていると実感できる練習です(^○^)
意見をもらった後の2回目は格段にわかりやすく、シーンがスマートになりました!(^^)!
あっという間に5時を迎え、今日のお稽古は終了。
お稽古が終わったからと言って劇団の仕事や本番に向けての作業が終わるわけではありません。
清水(代表)・中澤・原田は12月27日に前橋ケヤキウォークで行うショーの打ち合わせに。
詳しくはShowページをご覧ください!
田中は音響作成、私と西部は靴の修理の相談に。
西部は長年愛用してきたブーツのヒールが摩耗して丸くなってしまったので、その修理を。
私は冒頭に書いたように、少しでも踊りやすくするために靴の裏をバレエシューズのような革張りにしてもらいました。
ダンサーの役なのに踊れないのは、つらいものがありますからね。頑張らねば。
写真は靴とべんちゃん(西部)。彼女の後頭部しか映ってませんけど・・・(^_^;)
暇さえあればエールのことを考えてる私たち・笑
より良い舞台をお見せ出来るよう、お稽古に励んでいます!
あと2か月!!!まだまだがんばりますよ~!
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